2021年1月19日

クレジットカードのVISAブランドおすすめ7選|人気なのはどれ?

クレジットカード VISA

クレジットカードの国際ブランドとして有名なものに「VISA」があります。

VISAってよく聞くけど、良いブランドなんですか?
VISAは非常におすすめですね。発行の第一候補に挙げる人も多く、悩んだ場合はとりあえずVISAと考えても良いレベルです。
そんなに良いんですね!どうしてなんですか?
理由はいろいろあります。以下で詳しく見ていきます。

この記事のポイント

  • クレジットカードブランドでVISAがおすすめな理由がわかる
  • VISAの人気クレジットカードおすすめ7選を紹介
  • 目的別におすすめのVISAクレジットカードを紹介
この記事を読むと、ブランド選びで迷っている方もVISAがブランドの中で便利である理由やその価値がわかります。また、クレジットカードのブランドについて知りたい方は「【比較一覧】クレジットカードの国際ブランドとは?種類や違い、おすすめの人気ブランドを紹介」も参考にしてみてください。
ちなみになんですが、VISAのカードにもいろいろあるみたいですけど、結局どのカードが良いんですか?
それなら年会費無料で還元率が高い「楽天カード(詳細はこちら)」がおすすめです。楽天市場をよく利用するなら選んで間違いはありません。

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クレジットカードブランドでVISAがおすすめな理由

VISAがおすすめな理由

  • 国内・海外共に加盟店が多い
  • 選べるクレジットカードの種類が多い
  • 他ブランドよりも発行しやすい

クレジットカードのブランドを選ぶ際、VISAは非常におすすめと言えます。ブランド名だけでも耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか?

しかしなぜVISAがおすすめなのか、いまいち理解できていない方もいるでしょう。大手ブランドであることは知っていても、具体的なメリットを聞かれると困ってしまう方は多いはずです。

ここでは、まずは国際ブランドの中でVISAがおすすめな理由をチェックしていきましょう。

国内・海外共に加盟店が多い

国内・海外共に加盟店が多い点は、VISAをおすすめする理由の中でも重要なポイントです。VISAはシェア率が高く、世界約5,000万の店舗で支払いに対応しています。

普段の買い物で使う場合や海外旅行で使う場合でも、利用できずに困るという事態に遭遇することはほとんどないでしょう。カード決済が可能な店舗のレジを見てみると、たいていはVISAのマークが掲示されているはずです。

基本的にいくら優れた性能を持つカードであっても、使う場所がないと恩恵を受けられません。加盟店の多いVISAを選ぶことで、カード払いのメリットを存分に実感できます。

現金払いをカード決済に切り替えてポイント還元を狙う場合も、加盟店の多さはお得さに直結します。

世界シェア率50%以上で、国内のみでなく海外でも利用できる場所が多いカードです。

選べるクレジットカードの種類が多い

発行時にVISAを選べるクレジットカードの種類が多い点も、メリットの1つです。JCBカードなどのプロバーカードを除いて、大半のカードでは国際ブランドとしてVISAを選択できます。

例えば年会費無料カードとして名前がよく挙がる「楽天カード」や「リクルートカード」はいずれもVISAを選択可能です。またエポスカードのように、VISAのみで作成できるカードも多くあります。

発行会社ごとにカードの特徴は異なるため、選択肢が多いほど自分に適したカードを見つけやすくなります。

VISAならあなたと相性の良いカードと出会えるチャンスを増やせます。

他ブランドよりも発行しやすい

他ブランドより発行しやすいことも、VISAをおすすめする理由と言えます。

これはVISAが他の国際ブランドと比べて審査が甘いというわけではありません。そもそもVISAは決済システムを提供する立場であり、申込者を審査する立場にはないからです。

しかし、デビットカードやプリペイドカードなど、ほぼ審査なしで発行できるカードとしてもVISAを選択することができます。「JNB Visaデビットカード」や「Vプリカ」は良い例です。

つまり、VISAは審査落ちの不安のある方でも利用しやすいブランドと言えます。クレジットカードの利用履歴のない方や無職の方がカード決済を使いたいと考えたとき、VISAは心強い味方になってくれることでしょう。

以前審査に落ちたことがあるので、この点はすごく嬉しいですね!

VISAの人気クレジットカードおすすめ7選

先述したとおり、VISAを選べるカードの種類は豊富にあります。そのため、どのカードを作成するべきか悩んでしまう方もいるでしょう。

そこでユーザーからの人気が高いおすすめのVISAカードを合計7枚紹介します。カード選びの参考にしてみてください。

楽天カード

年会費無料
ポイント還元率1.0%
特徴楽天市場での通販に便利な高還元カード
メリットデメリット
・年会費無料
・還元率1.0%
・楽天市場の買い物でポイント3倍
・キャンペーンが充実している
・明細を郵送する場合は有料

楽天カードは、年会費永年無料で還元率1.0%のお得なカードです。楽天市場の買い物でポイントが3倍になるため、楽天市場のショップで通販する機会が多ければさらに高還元率のカードとして運用できます。

貯めたポイントは楽天市場など楽天関連のサービスでそのまま使えるため、幅広い用途に利用可能です。EdyへのチャージやANAマイルにも利用できます。

キャンペーンが充実している点も楽天カードの魅力です。例えば入会時に2,000ポイント・利用時に3,000ポイント獲得できる入会キャンペーンを常時開催しています。

さらに抽選で10,000ポイントがプレゼントされるお年玉特典が開催されるなど、期間限定のキャンペーンも豊富です。

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楽天PINKカード

年会費無料
ポイント還元率1.0%
特徴楽天カードに女性向け特典を追加できる
メリットデメリット
・年会費無料
・還元率1.0%
・楽天市場の買い物でポイント3倍
・キャンペーンが充実している
・3種類のカスタマイズ特典を追加できる
・明細を郵送する場合は有料

楽天PINKカードは楽天カードに女性向け特典を追加できるカードです。年会費無料・還元率1.0%などの特徴は楽天カードと同じですが、以下の3種類のカスタマイズ特典を追加できます。

  • 楽天グループ優待サービス
  • RAKUTEN PINKY LIFE
  • 楽天PINKサポート

特典は有料ですが、加入しないことも選べるため楽天カードに比べてお得感が少ないという心配は無用です。カスタマイズ特典の中でも「楽天PINKサポート」は特に女性向けのサービスとなります。

例えば、乳がんや子宮筋腫など女性特有の病気に対して保険をかけられるため、安心感を求めるなら検討に値するでしょう。20~24歳で80円・25~29歳で170円というように手ごろな保険料で済む点も嬉しいポイントです。

悩楽天カードを検討している女性の方なら間違いなくこっちの方が良いですね。あ、この前教えてもらった女性におすすめのクレジットカードについての記事は「女性向け人気クレジットカードおすすめ7選|大人女子に嬉しい特典がいっぱい!」に掲載されています!

リクルートカード

年会費無料
ポイント還元率1.2%
特徴高い還元率が特徴の汎用性に優れる1枚
メリットデメリット
・年会費無料
・還元率1.2%
・リクルート関連サービスの優待特典
・旅行保険が国内旅行にも対応
・ポイントの使い道が少ない
・優待店のラインナップが少ない

リクルートカードは年会費無料でありながら1.2%という高い還元率を実現しているカードです。他の高還元カードと比べても高い水準を誇っていて、とにかくポイントを貯めたいならおすすめの1枚と言えます。加盟店の多いVISAブランドとの相性も抜群です。

優待店のラインナップが少なくポイント倍率はやや上げにくいですが、リクルート関連サービスをよく利用するならお得に使えるでしょう。ポイントの使い道が少ないという弱点も、Pontaポイントへの交換を挟むことで解決できます。

また、海外旅行保険のみでなく国内旅行保険も付帯するため、日本国内中心に旅行を楽しむ方にも持っておきたい1枚です。

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セゾンカードインターナショナル

年会費無料
ポイント還元率0.5%
特徴ポイントの期限切れの心配がない
メリットデメリット
・年会費無料
・ポイントに有効期限がない
・ポイントモール経由でポイント倍率アップ
・西友・リヴィン・サニーで割引
・最短即日発行
・還元率0.5%

セゾンカードインターナショナルはセゾンカウンターで最短即日発行可能なカードです。最大の特徴として、獲得するポイントに有効期限が設定されていないため、期限切れの心配をせずにじっくり貯められます。

なお還元率は0.5%と低めですが、ポイントモール経由で倍率アップが可能です。よく利用するオンラインショップがモール内にある場合は、1.0%以上のカードとして運用できます。

他には「西友」・「リヴィン」・「サニー」で定期的に開催される5%OFFセールに参加できるため、割引目的で持っておくのもよいでしょう。年会費は永年無料であるため、維持コストを気にする必要もありません。

dカード

年会費無料
ポイント還元率1.0%
特徴ドコモユーザーのメリットが大きい1枚
メリットデメリット
・年会費無料
・還元率1.0%
・貯めたポイントを使いやすい
・スマホの盗難・紛失・修理不能時に補償が受けられる
・旅行保険が付帯しない

dカードは、NTTドコモが発行している年会費無料のカードです。100円利用するごとに1ポイント貯まるシステムで、端数が無駄になりにくいメリットがあります。

貯まるポイントはローソンやマクドナルドで使えるdポイントであるため、普段の生活の中でも使いやすいでしょう。
さらにポイントは、ドコモのスマホ料金の支払いにも充てられます。

またスマホの盗難・紛失・修理不能時に補償を受けることも可能です。購入から1年以内・1万円までという条件はありますが、ドコモユーザーにとっては安心感につながる特典と言えます。

ただし、他の年会費無料カードのように旅行保険は付帯しません。国内旅行のみでなく海外旅行でも付帯しないため、旅行に出かける機会の多い方は別のカードを組み合わせることをおすすめします。

エポスカード

年会費無料
ポイント還元率0.5%
特徴海外旅行保険が手厚い
メリットデメリット
・年会費無料
・海外旅行保険が自動付帯
・年4回開催されるマルイのセールに参加できる
・最短即日発行
・還元率0.5%

エポスカードは、VISAでのみ発行できる年会費無料のカードです。マルイの店頭で受け取るなら、最短即日発行できる点が非常に便利と言えます。

また、海外旅行保険が自動付帯されるため、持っているだけで安心感をプラスできます。傷害死亡や後遺障害のみでなく、ケガや病気の治療費も補償される手厚い補償内容も頼りになるでしょう。

還元率は0.5%と低めですが、約10,000店の優待店やたまるマーケット経由の買い物を活用することである程度カバーできます。年4回開催されるマルイの10%セールにも参加できるため、マルイの店舗を利用する機会が多いなら持つ価値が高くなるでしょう。

エポスカード以外のクレジットカードを今すぐに発行したい方におすすめのカードは「【最短即日発行】すぐに作れる最速クレジットカード8選|審査が早いおすすめクレカはこれ」も参考にしてください。

三井住友カード デビュープラス

年会費初年度無料
1,375円(年1回の利用で無料)
ポイント還元率1.0%
特徴還元率の高い若年者向け三井住友カード
メリットデメリット
・年会費実質無料
・還元率1.0%
・ファミリーマートやローソンなどでポイント5倍
・申し込めるのは25歳まで
・26歳以降プライムゴールドへ切り替わる
・旅行保険が付帯しない

三井住友カード デビュープラスは若者をターゲットに発行されている、三井住友カードのバリエーションカードです。2年目以降は1,375円の年会費がかかりますが、年1回の利用で0円となるため実質無料と考えてよいでしょう。

還元率は通常の三井住友カードの2倍にあたる1.0%です。以下の店舗で利用した場合+2.0%されるため、さらにお得となります。

  • ファミリーマート
  • ローソン
  • セブンイレブン
  • マクドナルド

ただし、申し込めるのは18歳から25歳までです。26歳以降はプライムゴールドへ切り替わります。ゴールドカードへ切り替わる点はメリットともとれますが、同じカードを持ち続けられない点をデメリットに感じる方もいるでしょう。

三井住友カード デビュープラス以外の学生におすすめのカードについて詳しく知りたい方は「【大学生向け】おすすめクレジットカードランキング|最強カードや初めての学生が持つべきお得な1枚はこれ」も参考にしてください。

【目的別】どれがいいか迷ったら?おすすめのVISAクレジットカードを紹介

VISAブランドのカードを作る際、主な利用目的に適したカードであるかはチェックしておきたいところです。評判の良いカードであっても目的に合った優待・サービスがないなら、選ぶ理由はありません。

複数の候補で迷った場合、目的に合っているかを重視するとよいでしょう。ここからは目的別におすすめのカードを紹介していきます。

年会費無料ならこれ

年会費無料のおすすめのカード

  • 楽天カード
  • エポスカード
  • セゾンカードインターナショナル

年会費無料のカードは維持費用がかからないため、とりあえず持っておくという選択肢があります。VISAカードを1枚持っておくのみで多くの店舗でカード決済を利用できるようになるため、支払い手段を増やすという意味で有用です。

また支払いに利用しない場合でも付帯サービスを活用できるメリットがあります。例えば、割引セールに参加できる特典のあるカードなら、年間の利用金額が0円であるとしても持つ価値があるでしょう。

上記のカード詳細やそれ以外にも年会費無料のカードについて詳しく知りたい方は「年会費無料のおすすめクレジットカード6選|ずっとお得なVISA・JCBの永年無料カードはこれ」も参考にしてください。

ポイント還元率の高いお得なカードならこれ

ポイント還元率の高いお得なカード

  • 楽天カード
  • リクルートカード
  • 三井住友カード デビュープラス

カード決済を積極的に利用してどんどんポイントを貯めていきたいなら、ベースとなる還元率の高いカードを選びましょう。

VISAはさまざまな店舗で利用できるため、還元率の違いが大きな差になることも多いです。1.0%以上を1つの基準として、候補を探すとよいでしょう。

また利用しやすい優待店の有無も重要なチェック項目です。幅広いジャンルの商品を取り扱うネットショップや近所にあるコンビニ・ドラッグストアで優待を受けられるカードなら、実質の還元率を高く見積もってもよいでしょう。

上記のカード以外にも高還元率のカードについて詳しく知りたい方は「【おすすめ高還元率カードTop3】ポイントが貯まるクレジットカード比較ランキング(VISA・JCB)|還元率とは何かも解説」も参考にしてください。

海外旅行で利用したいならこれ

海外旅行で利用に便利なカード

  • エポスカード
  • リクルートカード
  • 楽天カード

海外旅行で利用するなら、海外旅行保険が付帯するカードがおすすめです。

死亡や後遺障害のみでなく、ケガや病気の治療費まで補償できる保険が付いていると安心して旅行へ出かけられます。またカードを持っているのみで自動的に保険が付帯するカードは、利用頻度が低くても作っておく価値があるでしょう。

VISAは海外でも利用しやすいブランドであるため、還元率が高いものを選ぶことももちろん有用です。宿泊やグルメ、観光スポットなどさまざまな場面でポイントを貯めやすくなります。

上記のカード以外にも海外旅行に便利なカードについて詳しく知りたい方は「海外でも使えるクレジットカードおすすめ7選|海外旅行をお得・便利にする人気カードはこれ!」も参考にしてください。

審査が不安な方はこれ

審査が緩いカード

  • 楽天カード
  • 楽天銀行デビットカード(Visa)
  • Vプリカ

審査が不安な方は、審査基準が緩いといわれているカードを選ぶとよいでしょう。収入に関する記述が申し込み条件に含まれていないなど、発行の間口が広いものを選ぶことも大切です。

ただしクレジットカードを作成する場合、審査落ちのリスクは常に付きまといます。審査を気にせず確実に作成したいなら、デビットカードやプリペイドカードも検討してみてください。

幸いVISAブランドのデビットカード・プリペイドカードは選択肢が多く、対応する銀行やサービス内容を吟味して選ぶことが可能です。

上記のカード以外にも審査が甘いカードについて詳しく知りたい方は「【激甘】審査がゆるいクレジットカードランキング|通りやすいカードをより甘いものにする7つの簡単なコツ」も参考にしてください。

クレジットカードはVISAと別ブランドの併せ持ちがおすすめ!

クレジットカードはVISAと別ブランドを併せて使うことをおすすめします。

別ブランドを併せて使うメリット

  • VISAが使えない店舗を補える
  • 優待特典を組み合わせられる

VISAカードは加盟店の数が多いため、幅広い店舗に対応可能です。一方別ブランドのカードでは、VISAが使えない店舗を補うという役目を担えます。トップのシェア率を誇るとは言え、すべての場所で使えるわけではないからです。

また、異なる優待特典を組み合わせられる点もメリットでしょう。例えば楽天カード(VISA)とセゾンカードインターナショナル(マスターカード)を併せ持つと、カード決済可能な店舗を増やしつつ西友の5%OFFセールに参加できます。

年会費にも気を配りましょう。複数のカードをもつのなら、年会費無料のカードを組み合わせるのがおすすめです。

VISAのカードを発行する際は「楽天カード」が最もおすすめです。年会費無料で高還元率であるため、作っておいて損はないカードと言えます。

年会費無料!最大10,000円分のポイントゲット

また、VISA以外のおすすめのクレジットカードブランドについて知りたい方は「【比較一覧】クレジットカードの国際ブランドとは?種類や違い、おすすめの人気ブランドを紹介」も参考にしてください。

柴沼直美

Financial Planner 柴沼直美(監修者)

■資格
1級ファイナンシャルプランニング技能士CFP日本証券アナリスト協会検定会員CDA(キャリアカウンセラー)1種証券外務員住宅ローンアドバイザー社会保険労務士有資格者

■主な著者
定年のないゆるい稼ぎ方: アラ還暦!FPの働き方

■プロフィール
大学卒業後、保険営業に従事したのち渡米。米国にてMBAを修得・帰国後、外資系証券会社、投資顧問会社にてアナリスト、日本株ファンドマネジャーを経験。出産育児後は英語講師としてフリーランス活動をスタート。定年のない生涯現役を目指して講師業・FP個別相談・執筆などで活動中。2017年日本FP協会広報スタッフ

■専門・得意分野
資産運用・介護関連・留学を含む教育資金