2020年12月31日

JCB CARD Wのポイント還元率まとめ|特典やマイル還元率、40歳以上はどうなるかなどを解説

JCB CARD W ポイント還元率
ポイント還元率が高いお得なクレジットカードとして、雑誌やネット上で「JCB CARD W」をよく見かけるけど、実際どうなの?
「作らないと損」と言えるほどお得なカードです。他のクレジットカードと比較しても総合力が高いので、最初の1枚としておすすめできるカードです。この記事では、JCB CARD Wが本当にお得かどうか、ポイント還元率を中心にお伝えします。

JCB CARD Wのおすすめポイント

  • 年会費永年無料なのに、ポイントがいつでも2倍
  • 最大14,500円のキャッシュバックあり
  • Amazonの利用で、ポイント3倍
  • ETCカードも発行できる(手数料や年会費は無料)
  • nanacoやApplePayなどの電子マネー対応

年会費無料!キャッシュバック最大14,500円

女性の方は、JCB CARD Wに女性向け特典が付与された「JCB CARD W plas L」がおすすめです。詳しくは「【口コミ】JCB CARD W plus Lとは?JCB Wとの違いを比較!どっちを選ぶべき?」をご覧ください。

JCB CARD Wとは?

JCB CARD Wとは、年会費無料でありながら、ポイントが通常のJCBカードの2倍貯まるお得なカードです。

申し込める方は39歳以下に限定されますが、維持コストが安くバランスのとれたカードを探しているなら真っ先に選択肢に入れてもいいカードと言えます。

ここでは、JCB CARD Wの基礎的な情報をチェックしていきましょう。

年会費・入会費

JCB CARD Wは「年会費」や「入会費」は一切かかりません。年会費無料のカードの中には初年度のみ無料となるものや年数回の利用で0円になるものもありますが、JCB CARD Wは特別な条件なしにずっと無料の状態が続きます。

すでにJCB CARD Wを作成している場合は、発行対象外の40歳以上になったとしても条件は変わらずにそのまま利用できます。

入会費についても心配は無用で、一切費用をかけることなく作成できます。作成と維持コストを気にする必要がないため、とりあえず作っておくのことも可能です。

また家族カードやETCカードの発行手数料・年会費がかからない点も特筆に値します。

カードにかかる諸費用をできる限り節約したいときに良いですね!

付帯サービス

年会費がかからないからといって、付帯サービスの質が悪いというわけではありません。例えば、JCB一般カードと同じく以下のようなサービスが利用できます。

付帯サービス例

  • ポイントプログラムの対象
  • QUICPay対応
  • 家族カード作成可能
  • ETCカードも作成可能
  • 最高2,000万円まで補償される海外旅行保険
  • 年間最高100万円までの海外ショッピングカード保険

上記の他に、海外で利用できるWiFiのレンタル、空港免税店での割引など海外旅行に便利なサービスも豊富です。このように、トラブルへの備えという意味でも持つ価値があります。

JCBカードの劣化版というイメージを持ちそうですが、実はサービスはそのままにプラスアルファの特典がある上位互換のカードと考えて差し支えないと言えます。

入会特典

入会特典が充実している点もJCB CARD Wの魅力です。例えば2020年12月31日までの間、入会から3か月間ポイントが4倍になるキャンペーンが開催されています。

元々の倍率に+2%される形であるため8倍と言う計算にはなりませんが、十分お得なキャンペーンと言えるでしょう。

カード決済で高額商品を購入する予定のあるときは、大量のポイントを獲得できますね!

他にも、以下のようなお得なキャンペーンがあります。

キャンペーン例

  • 家族カード入会1枚に付き2,000円のギフトカード(最大2枚まで)のプレゼント
  • スマリボ登録で1,000円キャッシュバック
  • 6万円以上の利用で5,000円キャッシュバックなど

    これらの特典をうまく活用することで、元々お得な性能をさらに引き出せるでしょう。

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    JCB CARD Wのキャンペーンについて詳しく知りたい方は「内部リンク:JCB CARD W キャンペーン」も参考にしてください。

    JCB CARD Wのポイント制度の仕組み

    JCB CARD Wの価値を知る上で、通常の2倍貯まるポイントプログラムの存在は外せないポイントです。具体的な獲得方法や交換方法を知ることで、申し込むモチベーションが高まるでしょう。

    ここからは、JCB CARD Wのポイント制度の仕組みをチェックしていきましょう。

    毎月の合計利用額によりOkiDokiポイントが貯まる|1,000円ごとに1ポイント

    JCBのOki Dokiポイントプログラムは、毎月の合計利用額1,000円につき1ポイントが付与される制度となります。参照となるのは合計金額であるため、1回の決済額が1,000円未満でも問題ありません。

    例えばスーパーマーケットで2,500円・コンビニで700円・ファミレスで900円利用した場合、合計4,100円になるため4ポイント貯まります。

    少額の利用が中心でもポイントはしっかり貯まりますね。

    また、JCB CARD Wはポイント倍率が+1倍される特典があり、1,000円につき2ポイントが付与される計算となります。

    この際の注意点として、500円ごとにポイントが貯まるわけではありません。1,000円ごとに計算した数字に倍率をかけるため、あくまで1,000円からポイントがつきます。

    支払い方法によってはポイント付与の対象外になる

    JCB CARD Wで支払った金額が、すべてポイント付与の対象となるわけではありません。対象から外れる項目も存在するため、注意が必要です。

    ポイントを得られない例として、以下のような項目が上げられます。

    ポイント付与対象外

    • 再発行する際の手数料
    • リボ払いなど金利がかかる際の手数料
    • キャッシングによる借り入れ
    • 滞納時に支払う遅延損害金
    • 楽天Edyやnanacoなど電子マネーのチャージ
    • JCBプレモカードやANA JCBプリペイドカードなど前払い式カードのチャージ
    • 募金など

      なお、基本的に電子マネーのチャージでは貯まりませんが、QUICPay(Apple Pay・Google Pay)に関してはポイントが貯まります。

      提携・優待店はポイント倍率が高い

      提携店・優待店での支払いでJCB CARD Wを利用した場合、ポイント倍率がさらにアップします。例えば、以下のようなものがあります。

      優待店一部

      • モスバーガー:ポイント3倍
      • セブンイレブン:ポイント4倍
      • Amazon:ポイント3倍
      • スターバックス:ポイント10倍
      • ガソリン代(出光昭和シェル):ポイント2倍

         

        全国展開している店舗が多数優待店に指定されているため、近所で倍率の高いお店を見つけることは難しくないでしょう。よく足を運ぶ店が指定されている場合は、効率的にポイントを貯められます。

        ただし、優待店のポイントアッププログラムを利用する際は、事前の登録が必要な場合もあるため注意してください。

        また、優待サイトの「Oki Dokiランド」を経由することでも倍率を上げられます。最低2倍に設定されているため、JCB CARD Wなら2倍+1倍で少なくとも3倍貯まる計算です。

        貯まったポイントは交換できる

        貯まったOki Dokiポイントは電子マネーやギフト券など、さまざまな商品と交換できます。1ポイント3円のレートで毎月の支払いに充てることも可能ですが、交換先によってはより高いレートが設定されていることも多いです。

        そのため交換したい商品がないかどうか、先にチェックしておく方が良いでしょう。ただし商品によっては200ポイント以上など、ある程度まとまった量が求められることもあります。

        有効期限を考慮に入れながら、ベストなタイミングで交換しましょう。

        なお、交換の手続きはログインサービスの「My JCB」から簡単にできます。またAmazonなど一部の提携サイトでは、支払い画面でOki Dokiポイントを適用することも可能です。

        JCB CARD Wのポイントのお得な使い方について詳しく知りたい方は「内部リンク:JCB CARD Wポイント使い方」も参考にしてください。

        JCB CARD WのOkiDokiポイントの還元率まとめ

        JCB CARD Wカード決済利用で貯まる「Oki Dokiポイント」を商品と交換する際、1ポイントが何円相当の価値を持つかは商品によって異なります。つまり、何と交換するかで還元率についても差が出てきます。

        できるだけお得に交換したい方は、還元率の高い交換先はどこなのかを把握しておきましょう。ここからは、JCB CARD Wの「Oki Dokiポイント」の還元率をチェックしていきましょう。

        他社ポイント

        ポイントプログラムの交換先として、他社ポイントへの移行は一般的に利用する方が多いです。使う機会のあるポイントへ変換することで、普段の買い物に活用できます。

        下表は、他社ポイントに交換する場合の実質還元率をまとめたものになるため、ぜひ参考にしてください。

        交換先還元率
        nanacoポイント1.00%
        ビックポイント1.00%
        ビックネットポイント1.00%
        ベルメゾン・ポイント1.00%
        ジョーシンポイント1.00%
        セシールスマイルポイント1.00%
        JCBプレモカードのチャージ1.00%
        楽天ポイント0.80%
        WAONポイント0.80%
        dポイント0.80%
        Pontaポイント0.80%
        カエトクカード0.80%
        スターバックスカードのチャージ0.80%
        楽天Edy0.60%

        楽天Edyを除くすべてのポイントの還元率が0.80%以上で、0.60%のキャッシュバックに勝っています。

        キャッシュバックではなく、できるだけ他社のポイントへ交換した方がお得ですね。

        商品券

        商品券への交換もポイントプログラムの活用方法としてメジャーなものです。自分自身で使うのみでなく、家族や友人へのプレゼントとしても活用できます。

        下表に、商品券に交換する場合の実質還元率をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

        交換先還元率
        JCBギフトカード0.57%~ほぼ1.00%
        App Store & iTunes ギフトカード0.80%
        Google Play ギフトコード0.80%
        Amazonでの支払い0.70%
        ドトールバリューカード0.62%~0.71%
        ユニクロカード0.63%
        MOS CARD0.62%
        KOMECA(コメダ珈琲店)0.62%
        KFC CARD0.62%
        マックカード0.62%
        ジェフグルメカード0.62%

        他社ポイントと比較すると実質の還元率は低めです。ただし「JCBギフトカード」は額面の大きいものを選ぶと還元率が上がるため、金額によっては他社ポイントと遜色ないレベルになります。

        例えば1,000円分は350ポイントとレートが悪いですが、50,000円分をまとめて交換した場合は10,050ポイントとなり、ほぼ1ポイント=5円の高レートで交換可能です。

        マイル

        Oki Dokiポイントは航空会社の「マイル」にも交換できます。下表は、各航空会社のマイルと交換した場合の実質還元率をまとめたものです。

        交換先還元率
        ANAマイル0.60%
        JALマイル0.60%
        デルタ航空 スカイマイル0.60%

        いずれの航空会社でも「0.60%」の還元率になります。一見他社ポイントと比較すると損するように見えるかもしれませんが、マイルの価値は交換する特典航空券の相場によって変動します。

        ビジネスクラスやファーストクラスの場合、1マイル3円以上の価値を持つことも多く、現金換算すると実質の還元率が1.00%を超える場合も出てきます。

        マイルの有効期限内に航空券と交換できることが条件ですが、ポイントの使い道としては非常に有用です。

        JCB CARD Wのポイント還元率は高い?他クレジットカードと比較

        ここまで還元率を見てきましたが、JCB CARD Wのポイント還元率は高いと言えるのか疑問を持つ方も多いと思います。

        単独で還元率の数字を見てみても、明確な答えが出ることはありません。他の選択肢と比較して、お得かどうかを判断する必要があります。

        そこでここでは、他のカードと比べて還元率が高いかどうかをチェックしていきましょう。

        JCBカード

        下表は、JCBオリジナルシリーズの他のラインナップと還元率を比較したものです。

        カード名年会費(税込)還元率有効期限
        JCB CARD W無料1.0%24か月
        JCB一般カード1,375円

        ※初年度無料

        0.5%24か月
        JCBゴールド11,000円

        ※初年度無料

        0.5%36か月
        JCBプラチナ27,500円0.5%60か月

        表からわかる通り、JCB CARD Wは他のラインナップより高い還元率が設定されています。

        「ゴールド」や「プラチナ」と比べるとポイントの有効期限は短いですが、2倍のスピードで貯まると考えればそれだけ早くポイントを利用できるだけの額になります。

        さらに、年会費も無料で明らかに他のカードと比較しても優秀です。前年の利用金額に応じてポイントが増加する「JCBスターメンバーズ」というサービスではゴールド・プラチナが優遇されています。

        しかし、最大でも70%の違いしかないため還元率の差を凌駕するほどのものではありません。

        旅行保険の拡充やラウンジ利用などの特典を考えずに「年会費・還元率」のみで比較した場合、JCB CARD Wがもっともお得ですね。

        他社クレジットカード

        一般的なクレジットカードの還元率は、0.5%に設定されている場合が多く見られます。200円(税込)につき1円相当のポイントが付与される以下のようなカードは良い例です。

        • 三井住友カード
        • イオンカードセレクトなど

        平均的な相場と比べると、1.0%のJCB CARD Wは還元率が高いカードであることは間違いありません。もちろん、他社にも1.0%以上還元されるものは存在します。

        下表は、人気の高還元率のカードをまとめたものです。

        カード名年会費(税込)還元率
        JCB CARD W無料1.0%
        楽天カード無料1.0%
        dカード無料1.0%
        Orico Card THE POINT無料1.0%

        いずれも年会費が無料で還元率は1.0%です。JCB CARD Wには優待店の幅広さや旅行保険などの充実ぶりなどの利点がありますが、状況によっては他社の方が優れている場合も考えられます。

        そのため、利用状況に合わせて使い分けられるように2枚以上を組み合わせて活用する選択肢もあるでしょう。

        高還元率のクレジットカードについて他の種類も知りたい方は「【おすすめ高還元率カードTop3】ポイントが貯まるクレジットカード比較ランキング(VISA・JCB)|還元率とは何かも解説」も参考にしてください。

        JCB CARD Wのポイントに関するよくある質問

        家族カードやETCカードもポイントは貯まる?

        「家族カード」や「ETCカード」を利用した場合も、Oki Dokiポイントは貯まります。倍率が通常の2倍である点も、他の利用方法とは変わりません。

        家族カードで獲得したポイントは元のカードと合算されるため、交換の最低条件も満たしやすくなるでしょう。

        またETCカードはポイントのみでなく、ETCマイレージも同時に貯まります。ETCマイレージは高速道路の料金に充てられるため、実質の還元率が1.0%を超える計算になりお得です。

        家族カードとETCカードはどちらも年会費無料で発行できるため、利用する機会がある方は作成しておくことをおすすめします。

        39歳を超えたら貯まったポイントはどうなる?

        39歳を超えた場合でも、期限切れ以外で一度貯まったポイントが消失することはありません。40歳になった時点でコツコツ貯めてきたポイントがゼロになる、というような事態は考えなくても大丈夫です。

        確かにJCB CARD Wは発行対象に39歳以下という条件が付いていますが、あくまでも申し込み時点での条件です。一度作成したあとは年齢の制限を受けることなく利用可能で、ポイントプログラムについても変更はないので安心してください。

        また、家族カードを40歳以上の方が使った場合も、問題なくポイントを獲得できます。

        まとめ

        JCB CARD Wとは39歳以下のみが申し込める、通常のJCB CARDの2倍ポイントが貯まるカードです。セブンイレブンなどの優待店を利用する場合、さらに倍率を上げられます。

        そのため年会費が無料である点も含めて、お得なカードと言えるでしょう。ETCカードや家族カードでもポイントが貯まる上、40歳以上になっても無効になる心配は要りません。

        貯めたポイントはキャッシュバックに使えるほか、さまざまな商品と交換できます。他社ポイントやギフトカードなど商品の選択肢は豊富ですが、実質の還元率に差があるため注意しましょう。

        交換の際は1ポイント5円相当で交換できる「nanacoポイント」や「ビックポイント」、使い方によって価値が上がる「マイル」などがおすすめです。

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