2021年1月31日
【利点】アメックス・グリーンカード(緑)の6つのメリット!デメリットや特典も紹介


アメックスグリーンカードのメリット
- ステータスカードとして認知されている
- マイルを貯めやすい
- 一度ポイント交換すると有効期限がなくなる
- 安心して買い物できるサービスが充実している
- 使い続けるとランクアップする
- 限度額を個別に設定してもらえる

アメックスグリーンがおすすめの人
- 海外旅行や海外出張によく行く人
- アメックスゴールドカードが欲しい人
最大13,000円分のポイントがもらえる


また、海外旅行やステータス以外を重視してカードを選びたい方は、以下の記事も参考にしてください。
目次
アメックスグリーン(緑)とは?
アメックスグリーン(緑)とは、アメリカン・エキスプレス・カードのことです。
カードが緑を基調としたデザインであることから、アメックスグリーンという愛称で呼ばれています。
アメックスが発行するプロパーカードの中では一般カードの位置付けですが、サービス内容は他カードのゴールドと比べても遜色ありません。

しかしアメックスグリーンにあまり馴染みがないという方もいるでしょう。特徴が把握できていないために、申し込む価値があるかどうか判断できないかもしれません。
以下の表は、アメックスグリーンの基本情報をまとめたものです。
年会費 | 13,200円 |
---|---|
申し込み条件 | 20歳以上 |
ポイント還元率 | 0.5% |
付帯保険 | ・最高5,000万円の海外旅行保険 ・最高5,000万円の国内旅行保険 |
追加可能カード | ・家族カード ・ETCカード |
利用可能ブランド | アメックス |
ここからは、アメックスグリーンのメリットやデメリットを詳しく見ていきます。
アメックスグリーンのメリット
アメックスグリーンカードには6つのメリットがあります。
アメックスグリーンカードのメリット
- ステータスカードとして認知されている
- マイルを貯めやすい
- 一度ポイント交換すると有効期限がなくなる
- 安心して買い物できるサービスが充実している
- 使い続けるとランクアップする
- 限度額を個別に設定してもらえる
アメックスのプロパーカードならではの利点もあるため、申し込みを検討しているなら内容を把握しておくことが大切です。
アメックスグリーンのメリットをチェックしていきましょう。
ステータスカードとして認知されている
ステータスカードとして認知されている点は、アメックスグリーンを発行するメリットの1つです。
アメックスグリーンは過去に厳しい審査基準が設けられていたため、ステータスが高いイメージが付いています。
過去と比べると現在の申し込み条件は緩くなっていますが、一度付いたブランドイメージがある程度継続している形です。
富裕層向けのカードと考えている方も多く、信用力を高める手段としても有用です。
またステータスカードと呼ばれるにふさわしい特典・サービスも揃っているため、ステータス性の高さは決して表面上のもののみではありません。
実際にサービスを利用していく中でもステータスカードとしての価値を実感できるでしょう。

マイルを貯めやすい
マイルを貯めやすい点も、アメックスグリーンが持つメリットの1つです。
アメックスグリーンは100円につき1ポイントが貯まり2,000ポイントを1,000ANAマイルと交換できるため、マイル還元率は0.5%になります。
0.5%という還元率は航空会社との提携カードと同じレベルの数字で、他ブランドのプロパーカードより優れていると言えるでしょう。
例えばJCBオリジナルシリーズでOki DokiポイントをANAマイルへ移行する場合、還元率は0.3%です。
さらに年間3,300円の費用を支払ってメンバーシップ・リワード・プラスへ登録することで、交換レートを1:1つまり還元率1.0%に上げられます。

一度ポイント交換すると有効期限がなくなる
アメックスグリーンは一度ポイントを交換すると有効期限がなくなります。
デフォルトの状態では3年間という有効期限が設けられていますが、商品を交換したあとは退会しない限り期限切れを心配する必要はありません。
商品の交換に厳しいハードルが設けられているということもなく、普通の使い方で十分に交換可能なレベルです。そのため、実質無期限と考えてもよいでしょう。
期限切れによってポイントが無駄にならないため、豪華な賞品との交換を目指して地道に貯めていきたい方に向いています。
これらを考慮すると、交換単位で端数が出る場合も問題ありません。ポイントプログラムの有効期限が気になりがちな方でも使いやすいカードと言えます。

安心して買い物できるサービスが充実している
アメックスグリーンは安心して買い物できるサービスが充実しています。
例えば下表のようなサポートを、有料オプションなどを追加することなく利用可能です。
サービス名 | 内容 |
---|---|
不正使用検知システム | 24時間365日不正使用がないか見守ってくれる |
アメリカン・エキスプレス・セーフキー | オンラインショッピングの際、認証コードを入力する形で本人認証を実行する |
オンライン・プロテクション | インターネット上で不正使用された金額を負担する必要がない |
ネット通販では不正使用に関する不安が付きまとうものですが「不正使用を防ぐ仕組み」と「被害を補償する仕組み」の両方が備わっているため安心感を持って買い物できるでしょう。

使い続けるとランクアップする
使い続けるとランクアップする点も、アメックスグリーンの魅力です。
アメックスグリーンは利用実績を積み重ねることで、上位カードであるアメックスゴールドのインビテーションを受けられます。
ゴールドの次はプラチナ、プラチナの次はセンチュリオンといった具合にランクを上げていくことも十分に可能です。
アメックスで上位カードの取得を目指しているなら、見逃せないメリットと言えます。
招待を受けるにふさわしい使い方をする必要はありますが、使い込むことでより豊富な特典・サービスを受けられる機会が得られるでしょう。
上位カードを発行することで元々高いステータス性をさらに高めることが可能です。
限度額を個別に設定してもらえる
限度額を個別に設定してもらえる点もアメックスグリーンならではのメリットと言えます。
通常、利用限度額はカードごとに上限が設定されているケースが多いです。例えばJCB一般カードの場合、どれだけ増枠しても限度額は最高300万円までとなります。
しかし、アメックスグリーンは個人の利用実績や信用力に応じて個別に限度額が決まる仕組みです。
使い方次第ではありますが、一般カードとは思えない限度額を実現することも不可能ではありません。
なお、利用可能枠の増額を申し込む必要はなく、限度額は利用状況に応じて自動で増えていきます。カード決済する金額を増やしていきたいと考えている方にとって選ぶ価値が高くなるでしょう。

アメックスグリーンのデメリット
数多くのメリットを持つアメックスグリーンですが、デメリットも当然のことながら存在します。
アメックスグリーンカードのデメリット
- 年会費が高めに設定されている
- 家族カードを無料で発行できない
- 他国際ブランドと比較して提携店舗が少ない
- 審査難易度が高い
デメリットがどれぐらい気になるかによって、申し込むべきかどうかの判断も変わってくるでしょう。
アメックスグリーンのデメリットを詳しく見ていきましょう。
年会費が高めに設定されている
アメックスグリーンは年会費が13,200円と、他の一般カードと比べて高めに設定されています。
13,200円という年会費は、他カードのゴールドランクに相当する金額です。例えばJCBゴールドや三井住友カード ゴールドの年会費は11,000円に設定されています。
また、初年度無料や利用金額による割引などもないため、発行時から維持コストがかかることを覚悟しなければなりません。
ただし提供されるサービスはコストに見合う内容となっています。積極的に優待特典・サービスを活用する方なら、元をとることは難しくないでしょう。
逆にクレジットカードをとりあえず1枚持っておきたいという場合には、別の選択肢の方がよいかもしれません。

家族カードを無料で発行できない
アメックスグリーンは家族カードを無料で発行できません。1枚あたり6,600円の年会費を支払う必要があります。
ゴールドやプラチナには一定人数までの無料枠がありますが、アメックスグリーンには存在しないため注意してください。
ただしアメックスグリーンの家族カードは空港ラウンジの利用などのサービスを本会員と同じように利用できます。
また旅行保険の補償額も本会員と同じ金額です。家族がアメックスグリーンの特典・サービスを利用したいとき、新たに申し込むよりも安く発行できる手段と考えるとよいでしょう。
他の一般カードの家族カードと比べると高額に思えるかもしれませんが、コストに見合うリターンを得ることは十分に可能です。
他国際ブランドと比較して提携店舗が少ない
VISAやマスターカードと比較して、海外の提携店舗は少ないです。ただし、JCBと提携しているため国内で利用できるお店は多いです。
とは言ってもVISAやマスターカードなどと比べると、アメックスは提携店舗が少ない国際ブランドと言えます。
プロパーカードであるアメックスグリーンはアメックス以外のブランドを選べないため、加盟店の少なさによる影響を避けられません。
そのため、海外でカード決済しようとしたとき、アメックスが使えない事態に遭遇することもあるでしょう。
現金払いを避けたい場合、シェア率の高いVISA・マスターカードに対応したカードと併用する必要があるわけです。
ただしアメックスはJCBと提携しているため、大半のJCB加盟店で支払いに利用できます。国内ならJCBの加盟店は多いため、支払いに困ることはないでしょう。

審査難易度が高い
アメックスグリーンは他の一般カードと比べて、審査難易度が高いカードと言えます。
提供されるサービスが他カードのゴールドランク相当であるため、審査難易度もゴールドランクに準ずるものと考えられます。
申込年齢に20歳以上という制限が付いていることからも審査の厳しさはうかがえるでしょう。
またアメックスは外資系のカード会社であるため、国内のカード会社とは異なる独自の基準を用いていると言われています。
そのため、他のカードの審査に通過した方でも審査落ちになる事例が見られます。
ただし審査基準が異なるということは、他のカードで審査落ちした場合でもチャンスがあるとも言えます。
審査難易度が高いという評判を過度に心配せず、まずは申し込んでみるとよいでしょう。
アメックスグリーンの旅行系特典まとめ
アメックスグリーンは、旅行系の優待特典が充実しているカードです。特典の種類が多く、大きく以下のように分類できます。
アメックスグリーンの旅行系の優待特典
- 自宅から空港まで利用できる特典
- 旅行先で利用できる特典
- 旅行損害保険
アメックスグリーンの旅行系特典をチェックしていきましょう。
自宅から空港まで利用できる特典
自宅から空港まで利用できる特典の内容は、下表の通りです。特典によっては一部空港でのみ利用できるものもあります。
特典 | 内容 |
---|---|
空港ラウンジ | 国内主要28空港とダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジを無料で利用できる(同伴者1名まで無料) |
手荷物無料宅配サービス | 海外旅行時に自宅から空港までスーツケース1個を無料で宅配してもらえる |
大型手荷物宅配優待特典 | 海外旅行時にダンボールや自転車などの大型手荷物を割引価格で宅配してもらえる |
エアポート送迎サービス | 海外旅行時に指定場所と空港の間の送迎タクシーを定額料金で利用できる |
空港パーキング | 空港周辺の駐車場に割引価格で自家用車を預けられる |
無料ポーターサービス | 指定場所からチェックインカウンターなどへ荷物を無料で運んでもらえる |
空港クロークサービス | 会員1人につき2個まで手荷物を預けられる |
旅行先で利用できる特典
旅行先で利用できる特典として、下表のようなものが挙げられます。海外旅行で便利な特典はもちろん、国内旅行に役立つ特典も利用可能です。
特典 | 内容 |
---|---|
海外旅行先での日本語サポート | 海外旅行先で日本語によるレストランの予約や緊急時のサポートなどを24時間利用できる |
海外用レンタル携帯電話 | 海外用の携帯電話を通常の半額でレンタル・10%引きで通話できる |
タイムズカーシェア | 通常1,650円の会員カード発行手数料が無料 |
レンタカーの国内利用 | 指定のレンタカー会社を5%引きで利用できる |
旅行損害保険
アメックスグリーンをツアー料金や航空券の代金の支払いなどに利用した場合、旅行損害保険が付帯します。
保険の内容と補償額は、下表の通りです。
特典 | 内容 |
---|---|
死亡・後遺障害(国内) | 最高5,000万円 |
死亡・後遺障害(海外) | 最高5,000万円 |
傷害・疾病の治療費(海外) | 最高100万円 |
賠償責任保険(海外) | 最高3,000万円 |
携行品損害保険 | 1旅行中30万円・年間100万円限度 |
救援者費用 | 保険期間中最高200万円 |
他には、アメックスグリーンで購入した商品が破損・盗難などの被害に遭った場合に自己負担10,000円で年間最高500万円まで補償されるショッピング・プロテクションが付帯します。
また、購入店が返品を受け付けない場合には、商品をアメックスへ返却することで払い戻しを受けられるリターン・プロテクションも利用可能です(1商品30,000円・年間15万円限度)。

【まとめ】アメックスグリーンの良さ(利点)は旅行特典の充実度!
アメックスがおすすめな人
- 海外旅行や海外出張によく行く人
- アメックスゴールドカードが欲しい人イント
アメックスグリーンは特典・サービスが豊富に用意されているカードで、中でも旅行系特典の充実ぶりは目を見張るものがあります。
そのため海外旅行や海外出張へ行く機会の多い方なら、持っておいて損はないでしょう。年会費は他の一般カードよりも高額ですが、コストに見合う特典を得られます。
またアメックスグリーンは使い続けることで上位ランクへのインビテーションを受け取れるため、アメックスゴールドカードの発行を目指す方にもおすすめです。
限度額が自動的に増えていくこともあり、招待のために利用実績を積み重ねることは難しくないでしょう。
最大13,000円分のポイントがもらえる