2021年1月3日
18歳未満の高校生はクレジットカードを発行できる?家族カードよりもおすすめなのはこれ!
クレジットカードの代替
- 家族カード
- デビットカード
- プリペイドカード
入会金・年会費・チャージ手数料無料
世界各国で手軽にできる
この記事のポイント
- 高校生でもクレジットカードを作れるかわかる
- クレジットカードの代わりに作れるカードの種類がわかる
- おすすめの代わりのカードが具体的にわかる
また、高校卒業間近で大学生向け以外のおすすめのクレジットカードの発行を検討したい方は、以下記事も参考にしてください。
目次
クレジットカードは高校生でも作れる?
高校生は、残念ながら基本的にクレジットカードを作れません。カードの申し込み条件をチェックしてみると、「18歳以上」などの表記に加えて「高校生は除く」と記載されているからです。
学生専用カードも大学生や短大生などが発行対象であり、高校生は除外されています。
そのため、高校生がカード決済を利用したい場合は、同様の機能を持つ別のカードを発行しなければなりません。
高校生でも作れるカードは3種類|クレジットカードの代わりはこれ
高校生でも作れるカードには、以下の3種類があります。
代替えのカード
- 家族カード
- デビットカード
- プリペイドカード
いずれのカードも基本的に対応する国際ブランドの加盟店で支払いに利用できますが、それぞれ異なる特徴を持ちます。
家族カード
高校生がクレジットカードの代わりとして持てるカードに「家族カード」があります。
家族カードはクレジットカードの所有者が家族に対して追加で発行できるカードです。利用限度額が共有される・ポイントがまとめられるなどの違いはありますが、本会員と同様の特典を利用できます。
主な審査対象も本会員となるため、家族カードの名義人に安定収入がなくても問題ありません。
ただし家族カードも高校生を除く旨の表記がある場合が多く、発行条件は厳しいのが現状です。例えば、三井住友カードやJALカードは高校生が家族カードを作れるものの、留学の予定がある方に限られます。
デビットカード
高校生がクレジットカードの代わりとして持てるカードに「デビットカード」があります。
デビットカードは利用するたびに銀行口座から即座に引き落とされる形式のカードです。利用できるのは一括払いのみですが、店舗でクレジットカードと同じように支払えます。
キャッシュバックやポイント還元の仕組みがあるデビットカードもあるため、カード決済にお得さを求める方にもおすすめです。不正利用などに対する補償も付いていて、安心して利用できる決済手段と言えます。
限度額は銀行口座の残高と同じになり、使いすぎる心配もありません。残高の範囲内で利用するため、発行会社に延滞などのリスクがなく、高校生でも基本的に審査なしで作成できます。
ただし銀行口座を開設している必要がある点に注意してください。
プリペイドカード
高校生がクレジットカードの代わりとして持てるカードに「プリペイドカード」もあります。
プリペイドカードは、あらかじめチャージした金額の範囲内で利用する形式のカードです。デビットカードと同じく一括払いのみとなりますが、クレジットカードと同様に利用できます。
還元の仕組みや補償制度がある点も同じです。前払い・即時払いという差を除くと、ほぼ同じ感覚で使えるでしょう。
なおチャージには以下のような方法があります。
- インターネットバンキングで手続きする
- コンビニなどで現金を支払う
そのため、高校生でも問題なく前払いが可能です。利用できる金額の上限はカードによって異なりますが、1か月100万円以上利用できるものもあるため高額商品を購入したい場合でも問題ありません。
家族カードを発行できない高校生はプリペイドカードがおすすめ!
家族カードを発行できない高校生はプリペイドカードを作ることをおすすめします。プリペイドカードにはデビットカードにない利点が存在するからです。
プリペイドカードがおすすめの理由をチェックしていきましょう。
銀行口座の開設が不要
プリペイドカードはデビットカードと異なり、銀行口座の開設が不要です。申し込み手続きを終えたあと、自宅にカードが届いた時点から利用を始められます。
一方デビットカードは支払いのシステム上、利用金額を引き落とすための銀行口座が必須です。対応する銀行口座を持っていない場合、申し込む前に銀行口座を開設しなければなりません。
そのため手間がかかりますし、利用開始までの期間も長くなってしまいます。SMBCデビットのように申し込みと同時に口座開設が可能なカードもありますが、プリペイドと比べると必要な手続きが多くなることは事実です。
審査期間が短い
審査期間が短いこともプリペイドカードのメリットです。クレジットカードのように返済能力などを確かめる必要がないため、基本的には審査なしで発行できます。
即日発行が可能なプリペイドカードも珍しくありません。デビットカードも審査なしで作成できる点は同じですが、銀行口座の開設が必要という違いがあります。
なお個人が銀行口座を開設する場合、厳しい審査が必要なわけではありません。しかし、マネーロンダリングを防ぐなどの理由により本人確認が厳格化しています。
そのため、記入ミスや提出書類の誤りによって審査期間が必要となる場合もあるでしょう。
18歳以下の高校生でも作れる年会費無料のおすすめカード2選
Manepa Card|海外で使えるカード3部門で1位
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0% |
特徴 | 国際ブランドがマスターカードで210の国・地域で買い物に使える |
メリット | デメリット |
---|---|
・年会費が無料 ・国内、海外を問わず利用金額の1.0%がキャッシュバック ・海外ショッピング手数料が安い ・ATMで現地通貨を引き出せる | ・両替の手続きをする必要がある ・土日祝日に銀行口座からはチャージできない |
Manepa Cardは海外で使えるカード3部門(留学経験者・ビジネスマン・海外トラベラー)で1位を獲得したプリペイドカードです。
年会費無料ですが、国内・海外のどちらでも利用金額の1.0%がキャッシュバックされます。現金払いをManepa Cardに変更するのみで、お得に利用できるでしょう。
クレジットカードと比べて海外ショッピングの手数料が安いため、留学する予定がある高校生にもおすすめです。
海外通貨で買い物するために両替の手続きをしなければならない点はデメリットですが、レートが有利なタイミングで両替できることはメリットにもなります。
土日祝日に銀行口座から入金できないものの、コンビニなら問題なくチャージできるため問題はないでしょう。
入会金・年会費・チャージ手数料無料
NEO MONEY|13歳以上の未成年でも作れるVISAブランド
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイント還元率 | なし |
特徴 | 最短即日発行できるVISAのプリペイドカード |
メリット | デメリット |
---|---|
・年会費が無料 ・セゾンカウンターで即日受け取りが可能 ・ATMで現地通貨を引き出せる ・銀聯ブランドにも対応している | ・キャッシュバックがない ・不正利用に対する補償がない |
NEO MONEYは13歳以上の未成年なら基本的に誰でも作れるVISAブランドのプリペイドカードです。シェア率の高いVISAブランドを利用できるため、数多くの加盟店で支払いに活用できます。
セゾンカウンターで受け取る形なら申し込み当日に発行することも可能です。迅速にプリペイドカードを手に入れたい高校生の方には、特におすすめします。
ただしNEO MONEYにはポイント還元やキャッシュバックの仕組みがありません。どれだけ利用してもボーナスがないため、あくまでも決済手段を増やすためのカードと言えます。
また、不正利用に対する補償がない点は注意が必要です。盗難・紛失の際に連絡するとその時点のチャージ残高は補償されますが、すでに被害に遭った分は補償されないシステムになっています。
世界各国で手軽にできる