2020年12月31日
【最安】プライオリティパス付きクレジットカードおすすめ4選|アメックスは家族・同伴者無料?



プライオリティパスのメリット
- 軽食やドリンクが無料で提供される
- 無料WiFiに接続できる
- 充電設備を自由に使用できる
- 空港内のレストランやスパの料金が割引される
- アルコールの無料提供がある
- マッサージチェアやシャワールームでくつろげる


セゾンプラチナの付帯サービス
- ハイヤー送迎サービス優待
- プレミアムゴルフサービス
- 海外用Wi-Fi・携帯電話レンタルサービス
- 手荷物宅配サービス優待
- 国内ラウンジ・海外ラウンジ
- セゾン弁護士紹介サービス
- ビジネスアドバンテージ

最大40,000円分のポイントがもらえる
目次
プライオリティパス付きクレジットカードとは?


プライオリティパスとは?
プライオリティ・パスとは、世界最大規模を誇る空港ラウンジ利用サービスです。世界1,300か所以上のラウンジで、以下のような特典を利用できます。
特典
- 軽食やドリンクが無料で提供される
- 無料WiFiに接続できる
- 充電設備を自由に使用できる
- 多言語スタッフによる「24時間体制のサポート」
- 空港内のレストランやスパの料金割引


プランの種類
プライオリティ・パスには3種類の「会員プラン」が存在します。利用できる設備は同じですが、年会費や利用料金の差がある点に注意が必要です。
各プランの特徴は以下の表のとおりです。
会員プラン | 年会費 | 利用料金(本人) | 利用料金(同伴者) |
---|---|---|---|
スタンダード | 99米ドル | 32米ドル | 32米ドル |
スタンダード・プラス | 299米ドル | 32米ドル(10回無料) | 32米ドル |
プレステージ | 429米ドル | 無料 | 32米ドル |
上表の通り無料の回数が異なるため、旅行頻度に応じて適切なプランを選ばなければなりません。ただし、プライオリティパス付きクレジットカードの場合、年会費は無料となります。
カードラウンジとの違い
プライオリティ・パスで利用できる空港ラウンジは、ゴールドカード以上の特典として利用できるラウンジとは異なります。
プライオリティ・パスでは、本来は「搭乗回数を重ねて上級会員になった方」やマイルと交換できる「ラウンジクーポンを使用した方」のみが入れるVIPラウンジも対象です。


優待サービス
- シャワールーム
- マッサージチェア
- アルコールの無料提供
またラウンジを利用できるユーザーの数が少なくなるため、混雑する心配も少ないです。待ち時間をゆったりくつろげるものに変えたい方は、発行する価値は十分にあるでしょう。
利用できる空港
日本国内でラウンジを利用できる空港は、以下の4か所です。
- 成田国際空港
- 関西国際空港
- 中部国際空港
- 福岡国際空港

なお、ラウンジは世界各地の海外空港でも利用可能です。利用できる空港ラウンジは「プライオリティ・パスの公式サイト」で検索して営業時間やサービス内容を確認できます。
検索する手順は、以下の通りです。
検索手順
- トップページ左上の「ラウンジ検索」をクリックする
- 入力欄に都市名・空港名・コードのいずれかを入力する
- 都市名を入力した場合は表示される空港名をクリックする
- ページ左側のメニューから情報を見たいラウンジをクリックする

プライオリティパス付きクレジットカードの選び方
海外旅行で使う場合、プライオリティ・パスの有無以外にも重要な点があります。具体的には、以下の3点が挙げられます。
選ぶポイント
- 年会費は安いか
- 家族カードにも付帯しているか
- 海外旅行保険は充実しているか
あらかじめ選び方のコツを把握しておくと、より快適な旅を実現できるでしょう。
ここでは、プライオリティパス付きクレジットカードを選ぶ際、重視したい点を見ていきます。
年会費は安いか
コストパフォーマンスを重視する場合「年会費は安いかどうか」はチェックの欠かせない項目です。
プライオリティ・パスを無料で発行できたとしても、その分年会費が高額になり損をするケースもあります。クレジットカードとは別に費用を支払い、単体で入会する選択肢があるためです。
そのため両者の年会費を比較して、プライオリティ・パス以外の特典が差額に見合う価値のあるものか確かめる必要があると言えます。
年会費に対して価値がないと判断した場合、別の候補を検討した方が良いです。ただし、加入できる会員プランがカードごとに異なる点をに留意してください。
家族カードにも付帯しているか
家族カードにも「プライオリティ・パス無料発行の特典が付いているか」も確かめておきたいポイントです。
家族カードとは、クレジットカードの所有者が家族に対して追加できるカードを言います。安い年会費で所有者本人と同様のサービスを利用できるメリットがあるため、非常に便利です。
プライオリティ・パスが付いている家族カードであれば、所有者本人と同じく空港ラウンジを利用できることになります。
仮に付帯していない家族カードを追加した場合、本人が「スタンダード・プラス会員」や「プレステージ会員」であっても、同伴者の分の料金を支払わなければなりません。また家族が単独で旅行する場合、そもそもラウンジへ入ることが不可能です。
「家族で一緒に旅行する機会の多い方」や「海外へ出かける頻度の高い家族がいる方」は、付帯しているものを選んだ方が良いでしょう。
海外旅行保険は充実しているか
「海外旅行保険の充実具合」も注目しておきたいポイントです。海外旅行保険が付帯するカードなら、旅行先で病気やケガをした場合でも、治療費の心配をせずに済みます。
また現地に親族を呼ぶための救護者費用保険や手荷物の盗難に対応できる携行品損害保険があると、さらに安心感が増すでしょう。
空港での待ち時間をどれだけ快適にできても、現地でのトラブルで大金を失ってしまっては元も子もないです。そのため保険の内容や補償額は必ず調べておきましょう。
なお海外旅行保険には、以下の2パターンがあります。
- 旅行代金を支払う必要がある「利用付帯」
- 持っているのみで対象となる「自動付帯」
複数枚を組み合わせて補償を厚くしたい方は、2枚目以降は自動付帯のものを選ぶと便利です。
海外旅行の際にぴったりの付帯保険があるカードについて詳しく知りたい方は「海外でも使えるクレジットカードおすすめ7選|海外旅行をお得・便利にする人気カードはこれ!」も参考にしてください。
無料でプライオリティパスが付帯するクレジットカード一覧|年会費最安はどこ?
無料でプライオリティパスが付帯する、年会費最安のクレジットカード「楽天プレミアムカード」です。
なお、下表は無料でプライオリティ・パスが付帯するクレジットカードの一覧です。
カード名 | 年会費 |
---|---|
楽天プレミアムカード | 11,000円 |
アメリカン・エキスプレス・カード | 13,200円 |
JCB GOLD THE PREMIER | 16,500円 |
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | 22,000円 |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 22,000円 |
JCB プラチナ | 27,500円 |
エポスプラチナカード | 30,000円 |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 31,900円 |
JCB THE CLASS | 55,000円 |
三井住友VISAプラチナカード | 55,000円 |
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード | 143,000円 |
ダイナースクラブ プレミアムカード | 143,000円 |
上表からわかる通り、年会費は11,000円〜143,000円まで金額に非常に大きな幅があります。ただし加入できる会員プランに差があったり、他の優待特典にもさまざまな違いがあったりします。
「年会費最安」という条件のみで選ぶなら楽天プレミアムカードですが、ベストな1枚を見つけたいなら他の条件も加味して検討するのがおすすめです。
おすすめのプライオリティパス付きクレジットカード4選
プライオリティ・パスが無料で使えるクレジットカードの選び方を把握したあとでも、実際に選び出す作業はたいへん手間がかかります。
他の優待特典まで比較すると、長い時間がかかった挙句決まらないなんてこともよくあります。
そこでここでは、おすすめのプライオリティパス付きクレジットカードとして以下4枚紹介します。
おすすめカード
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- アメリカン・エキスプレス・カード
- 楽天プレミアムカード
- JCBプラチナ
いずれも海外旅行に向いた特徴を持つカードであるため、4枚の中から1枚を選ぶのみでも十分満足できる結果になるでしょう。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費 | 22,000円(税込) 年200万円以上の利用で11,000円(税込) |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5% |
特徴 | ・ポイントに有効期限がなく無駄にならない |
メリット | デメリット |
---|---|
・海外での利用でポイント2倍 ・ポイントの有効期限がない ・最高5,000万円の海外旅行保険 ・WiFI・携帯電話レンタルなどのサービス | ・還元率0.5% ・国際ブランドがアメックスのみ |
おすすめのクレジットカード1枚目は「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」です。プライオリティパスはもちろん、さまざまな優待サービスを受けられます。
セゾンプラチナの優待サービス
- ハイヤー送迎サービス優待
- プレミアムゴルフサービス
- 海外用Wi-Fi・携帯電話レンタルサービス
- 手荷物宅配サービス優待
- 国内ラウンジ・海外ラウンジ
- セゾン弁護士紹介サービス
- ビジネスアドバンテージ
還元率は0.5%ですが、海外での利用でポイントが2倍になるため、旅行先での買い物なら問題ないでしょう。
また、獲得したポイントには有効期限がないため、無駄になる心配が要りません。さらに、年200万円以上の利用で年会費が半額になるため、海外でたくさん買い物する方におすすめです。
加えて、最高5,000万円の海外旅行保険も付いており、万が一の事態にも備えられます。国外で利用できるWiFi・携帯電話のレンタルなど旅行で役立つサービスも豊富です。
最大40,000円分のポイントがもらえる
楽天プレミアムカード
年会費 | 11,000円(税込) |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0% |
特徴 | ・年会費が安く還元率が高いためコスパがいい |
メリット | デメリット |
---|---|
・還元率1.0% ・国内主要空港のラウンジも利用できる ・最高5,000万円の海外旅行保険 ・楽天トラベルで3倍還元のトラベルコース | ・キャンペーンで獲得できるポイントは期間限定のものが多い |
おすすめのクレジットカード2枚目は「楽天プレミアムカード」です。プライオリティ・パスが付く中では年会費が最安で、還元率も1.0%に設定されています。
国内主要空港のラウンジも利用できるため、海外旅行のみでなく国内旅行でも旅の快適度を上げられるでしょう。最高5,000万円の海外旅行保険が付くことも心強い点です。
また「トラベルコース」を選択すると、楽天トラベルで貯まるポイントが2倍から3倍に上がります。元々の還元率の高さも相まって、効率的にポイントを貯められるカードです。
さらに、追加のポイントを獲得できるキャンペーンも頻繁に開催されています。ただしキャンペーンで獲得できるポイントは、期間限定のものが多い傾向にあるため注意が必要です。
プライオリティパス付きカード最安
アメリカン・エキスプレス・カード
年会費 | 13,200円(税込) |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5% |
特徴 | ・専用サイトで旅行の予約ができる |
メリット | デメリット |
---|---|
・会員専用旅行サイトやトラベルデスク ・国内外29空港のラウンジを利用可能 ・最高5,000万円の海外旅行保険 ・手荷物無料宅配などのサービス | ・還元率0.5% ・プランがスタンダード会員 ・国際ブランドがアメックスのみ |
おすすめのクレジットカード3枚目は「アメリカン・エキスプレス・カード」です。旅行に焦点を当てた、以下のような便利なサービスが提供されています。
- 旅行の予約ができる「会員専用旅行サイト」
- 電話一本で旅行の手配が可能な「トラベルデスク」など
国内外の29空港にあるラウンジを利用できる点も優秀です。また、楽天プレミアムカードと同じく最高5,000万円の海外旅行保険が付くため、現地でのトラブルに対応しやすくなります。
さらに手荷物の無料宅配をはじめとする各種サービスを利用できる点もメリットです。
ただしプライオリティ・パスの会員プランは「スタンダード」となります。ラウンジを利用するたびに料金を支払わなければならないため、注意しましょう。
最大13,000円分のポイントがもらえる
JCBプラチナ
年会費 | 27,500円(税込) |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5% |
特徴 | ・旅行保険の補償が手厚い頼れる1枚 |
メリット | デメリット |
---|---|
・海外での利用でポイント2倍 ・最高1億円の海外旅行保険 ・海外航空機遅延保険 ・世界各国にサポート窓口がある ・WiFiレンタルやレンタカーなどの優待 | ・還元率0.5% ・国際ブランドがJCBのみ |
おすすめのクレジットカード4枚目は「JCBプラチナ」です。海外での利用で2倍還元されるため、還元率0.5%のカードながらポイントを貯めやすいと言えます。
また、海外旅行保険は補償金額が最高1億円と大きく、1枚のみで幅広い事態に対応できるでしょう。飛行機の遅延や欠航が原因で生じた宿泊代や食事代を支払ってもらえる海外航空機遅延保険も付いています。
加えて、世界各国に日本語対応のサポート窓口がある点も心強いところです。WiFiレンタルやレンタカーなどの割引優待も充実していて、細かい部分まで手が届きます。
ただし、国際ブランドは海外でのシェア率が低い「JCB」のみです。そのため、ハワイなど日本人旅行客が多く加盟店のある国へ旅行する場合に向いています。
最大19,500円もらえる
プライオリティパス付きクレジットカードの注意点
プライオリティ・パスは快適な旅行を実現するために役立ちますが、付帯するクレジットカードをただ申し込むのみでよいというわけではありません。
以下3つの気をつけておきたいポイントが存在します。
注意点
- 同伴者は別途料金が必要な場合がある
- 出国審査後は使えない場合がある
- 申し込む必要がある
ここでは、プライオリティパス付きクレジットカードを利用する際に注意したい点を詳しく見ていきましょう。
同伴者は別途料金が必要な場合がある
同伴者は、ラウンジを利用するために別途料金が必要になる場合があります。加入できるプランが最高ランクの「プレステージ会員」であっても、利用するたびに32米ドルの同伴者料金がかかるためです。
同伴者のコストを節約したい場合、家族カードを活用するなど別の対処法が必要になります。同伴者も無料で利用できるクレジットカードも存在しますが、大半は自ら申し込めるものではなく発行会社側から招待されて初めて作成できるものになります。
そのため、基本的には同伴者の分は有料と考えておいた方が良いでしょう。また無料になる場合でも人数制限があるため、人数が増えるとコストが嵩んでしまいます。
出国審査後は使えない場合がある
注意点として、出国審査後はラウンジを使えない場合があります。例えば成田国際空港の「IASS Executive Lounge」は、出国審査前のみ利用できるラウンジです。
飛行機の搭乗時間が来るまでゆったりとラウンジで過ごせる点はプライオリティ・パスの大きなメリットと言えます。しかし、ラウンジのある場所によっては利点が失われると言えます。
豊富なサービスが提供されていても、時間的な余裕がない場合フルに活かすことは難しいでしょう。そのため、あらかじめ空港のフロアマップなどでラウンジの場所を確かめておくことをおすすめします。
申し込む必要がある
プライオリティ・パスを利用したい場合、別途で申し込む必要があります。対象のクレジットカードを作成するのみでは、入会したことにはなりません。
クレジットカードを提示して専用ラウンジへ入れるものと勘違いしている方もいますが、会員カードを発行することが前提条件です。会員カードを持っていない場合、ラウンジへ入れません。
申し込む方法はカードによって異なりますが、ログインサービスなどから手続きを始められる場合が大半です。手続きが完了すると、会員カードが郵送されてきます。
ただし有効期限が切れた場合、その都度更新手続きが必要になるため覚えておきましょう。
プライオリティパス付きクレジットカードの発行から利用までの流れ
プライオリティ・パスを実際に利用するまで、どのようなステップがあるのか気になっている方もいるでしょう。おおまか流れを把握しておいて損はありません。
ここでは、プライオリティパス付きクレジットカードの発行から利用までの流れを見ていきましょう。
発行の流れ
プライオリティ・パスの会員カードを発行するまでの流れを、楽天プレミアムカードを例に説明します。
発行までの流れ
- 楽天プレミアムカードを申し込む
- 審査結果が出るまで待つ
- 郵送で楽天プレミアムカードを受け取る
- 楽天e-NAVIにカードを登録する
- 楽天プレミアムカードのカード情報にある「プライオリティ・パス」をクリックする
- 画面の指示にしたがって情報を入力する
- 郵送で会員カードを受け取る
クレジットカードによって細かい点は異なります。発行会社のヘルプページなどで手順を確かめておきましょう。
使い方
プライオリティ・パスの大まかな使い方は以下のとおりです。
使い方
- 空港ラウンジへ足を運ぶ
- 受付で会員カードと航空券を提示する
- 利用人数を確認する
- 利用明細にサインする
- 空港ラウンジを利用する
ラウンジから退出する際は、特に手続きする必要はありません。
プライオリティパス付きクレジットカードまとめ
プライオリティパス付きクレジットカードなら、本来年会費がかかる「プライオリティ・パス」に無料で入会できます。ドリンクや軽食の提供をはじめ、さまざまなサービスを受けられる空港ラウンジを利用可能です。
プライオリティパス付きクレジットカードを選ぶ際は年会費や海外旅行保険など、他の特徴にも注目しましょう。また入会を申し込まないとラウンジを利用できないなどの注意点も把握しておく必要があります。
また、プライオリティパス付きクレジットカードには複数の選択肢があり、年会費やサービス内容が異なります。

また、頻繁に海外に行く方は「海外でも使えるクレジットカードおすすめ7選|海外旅行をお得・便利にする人気カードはこれ!」もご参考ください。