リクルートカードのETCカードはどう？2枚目を後から作れるの？

「ETCをよく使うから、ポイントがなるべく多く貯まるカードが欲しい。」

「サブのETCカードが欲しい。でも年会費がかかるのは嫌だな。」

そんな方におすすめなのが、リクルートカードのETCカードです！

• 高還元率『1.2％』
• 年会費・更新料が無料
• 発行手数料が無料（JCBのみ）
• ポイント有効期限が実質無期限
• 2枚目が後から作れる

『所有コスト』『還元率』『ポイントの使いやすさ』の全ての点で、リクルートカードのETCカードは優秀です。

この記事では、リクルートカードのETCカードについて徹底解説するほか、2枚目のETCカードを作るメリットなどを紹介します！

リクルートカードについて

ETCカードの発行には、親カードであるリクルートカードが必須なので、まずはリクルートカードについて解説します。

リクルートカードは、『年会費が永年無料』『発行手数料も無料』『更新料なし』と、コストが一切かからないクレジットカードです。

参考：リクルートカード公式サイト

リクルートカード最大のメリットは、『1.2％』の高還元率です。

これは、ほかの年会費無料のクレジットカードと比べてみても、トップクラスの還元率になります。

還元率が高いと、公共料金や光熱費の支払いでもどんどんポイントが貯まるので、クレジットカード払いが多い方には最適なカードです。

また、リクルートカードのポイントは『リクルートポイント』として付与され、じゃらんやホットペッパーなどの系列サービスで使えます。

しかも、1：1の比率でPontaポイントに即時交換可能です！

つまり、リクルートカードは『1.2％』の高還元率で、実質Pontaポイントが貯まるカードと言えます。

Pontaポイントは、ローソン、すき家、HMV、シェル石油といった街中でよく見るお店で使用でき、使い道に困ることはありません。（提携店についてはPonta公式サイトをご確認ください）

Pontaポイントのポイ活をするなら、ほぼ必須のカードでしょう。

リクルートカードについては【まとめ】リクルートカードのメリット・デメリットを徹底解説でも紹介しているので、ぜひご覧ください。

続いて、リクルートカードのETCカードについて詳しく解説します。

リクルートカードのETCカードについて解説！年会費やポイント還元率は？

ETC利用でのポイント還元率も1.2％と高いのが魅力です。通勤やレジャーでよくETCを利用する方は、高還元を実感しやすいでしょう。

• じゃらんで宿をネット予約：3.2％
• リクルートカードのETCカードで有料道路を利用：1.2％
• ホットペッパーでランチ予約：1.2％＋50ポイント×人数

このように、リクルートカードと一緒に使えばどんどんポイントが貯まり、もし旅先で病気や怪我をした場合は、旅行保険も発動します。

これだけの機能がついていながら、リクルートカードはどの国際ブランドを選んでも、ETCカードの年会費は無料です。更新料もかかりません。

まさに『手厚い』としか言いようがないETCカードです。

ただし、VISAとMastercardは1,000円の発行手数料が必要なので、注意してください。

リクルートカードのETCカードはどう？徹底解説！

ここからは、『リクルートカードのETCカード』に焦点を絞って解説します。

リクルートカードのETCカードは、次のような特徴を持つカードです。

• 1.2%の高還元率は魅力！ETCをよく利用する人にはおすすめ！
• JCBなら年会費も発行手数料も無料なのでお得！

1.2%の高還元率は魅力！ETCをよく利用する人にはおすすめ！

1.2％の高還元率は、ETCをよく利用する方には特にお得になります。

というのも、シンプルに『ETCカードのポイント還元率＝有料道路の割引率』となるからです。

そもそも、ETCカードを利用すると、次の3つの点で割引が発生します。

• 通行料金に応じた各ETCカードのポイント還元
• ETCマイレージサービスの還元
• 曜日や時間帯での割引

この中で利用者が積極的に割引率を選べるのは、1番目のETCカードのみです。

ETCの利用では、カード独自の優待特典や提携サイトでのポイントUPといった、いわゆるポイ活テクニックが通用しません。

そのため、ETCカードを比較する基準は『ポイント還元率とポイントの貯めやすさ』がほぼ全てと言えます。

リクルートカードのETCカードはポイントを貯めやすい

リクルートカードのポイント付与条件を見ると、かなり利用者に有利に設定されています。

• 月の利用合計額に対して、1.2％のポイント付与（小数点以下切り捨て）
• 100円ごとに1ポイント

特に、利用合計額に対してポイント計算されるシステムは、ポイントが取りこぼしにくいのでお得です。

例をあげて説明します。

このように、同じ利用料金でも2ポイントの差が発生します。

たまにしかETCを使わない方では、実感しにくいかも知れません。

しかし、毎日同じ区間を利用する方や、長距離移動で料金所を何度も通過する方には、塵も積もればで大きな差になってくるでしょう。

よくETCを使う方ほど、ポイントの貯めやすさは重要です。

リクルートカードのETCカードはポイントが実質無期限

リクルートカードのポイント有効期限は、『最終のポイント加算日から12ヵ月後の月末まで』です。

つまり、ETCカードまたはリクルートカードを年に1回でも利用するなら、ポイントは実質無期限になります。

また、あまりETCを使わない方は、「ETCを使ったのに、ポイントが交換できるまで貯まらなかった！」という経験はありませんか？

リクルートカードは1ポイントから使えるので、そのような残念なことにはなりません。

リクルートカードのETCカードは、貯めたポイントが使いやすく、失効するリスクもほぼないカードです。

ETCマイレージサービスとポイントの2重取りが出来る

ETCマイレージサービスは、NEXCO東日本などが主催のサービスで、登録すればポイントの2重取りができます。

ポイント還元率は、利用区間によって多少変わるものの、基本は「10円につき1ポイント」です。

貯まったポイントは、通行料金の割引に使えます。

サービスの登録は無料で、年会費もかかりませんが、利用には事前登録が必要です。詳しくはETCマイレージサービス公式サイトをご確認ください。

JCBなら年会費も発行手数料も無料なのでお得！

国際ブランドをJCBにすれば、ETCカード発行手数料も無料です。

また、リクルートカードのETCカードは、どの国際ブランドも年会費と更新料はかかりません。

年会費無料のクレジットカードの中には、ETCカードだけは年会費が有料だったり、無料にするための条件が付いたりするケースがあります。

「使わずに仕舞っておいたら、ETCカードの年会費が引かれた！」という経験はありませんか？

『無条件でずっと無料』で『JCBなら発行手数料も無料』は、ほとんどETCを利用しない方にも優しいルールと言えます。

リクルートカードが発行するETCカードは2枚持ちができる？後から発行は？

リクルートカードのETCカードは2枚持ちができ、すでに1枚持っている場合は、後から親カードと一緒に2枚目も作れます。

というのも、親のリクルートカード自体が、次の組み合わせで2枚目を持てるようになっているからです。

• JCB＋VISA
• JCB＋Mastercard

そのため、親カードの付帯サービスであるETCカードも、親カードさえあれば2枚目が発行できます。

ちなみに、親カードが合計2枚持てることは公式サイトでも明言されているので、安心してください。（参考：リクルートカード公式FAQ）

なお、家族会員の方も、本会員とは別にETCカードを申し込めます。

ETCカードの申し込み方法は？

リクルートカードのETCカード発行方法は次の2つです。

1. リクルートカードと一緒に申し込む　→申し込みページ（リクルートカード公式）
2. すでにあるリクルートカードに付帯させる

ETCカードのみの発行はできません。また、同じ国際ブランドで発行できるのは1枚までです。

すでに持っているリクルートカードを親として、後からETCカードを発行したい場合は、国際ブランドで窓口が異なります。

ただし、電話申し込みはカード名義本人のみ可能です。

また、家族会員は郵送のみでの受付になります。

リクルートカードのETCカードを申し込む際の注意点は？

ETCカードを申し込む際、次の点に注意が必要です。

• リクルートカードとETCカードは、別々のカードになる（2枚で1セット）
• リクルートカードと同時申し込みしても、別に届く場合がある
• 即日発行はできない

リクルートカードのETCカードは、どの国際ブランドでも即日発行は行っていません。

発行まで一番早いのは、リクルートカード（JCB）のWeb申請です。それでも5日程度かかるので、急ぐ方は注意してください。

リクルートカードのETCカードを2枚持ちするメリットは？

リクルートカードのETCカードで2枚目を発行するメリットは、次の3点です。

• 交通費の管理がしやすい
• ポイントが合算できる
• 片方が壊れても、すぐにスペアを使える

交通費の管理がしやすくなる

リクルートカードのETCカードは、それぞれの利用料金が別々で記録されるので、仕事とプライベートの切り分けに役立ちます。

仕事でかかった交通費とその他の費用を、1枚のカードで管理するのは大変です。公私ともに有料道路をよく利用する方は、特に手間がかかるでしょう。

リクルートカードのWeb明細は、国際ブランドごとに各発行元のサイトから確認できます。

片方を仕事用として固定すれば、交通費管理が楽になるはずです。

ポイントが合算できる

リクルートカードのポイントは、カード申込みの際に使ったリクルートIDに加算されます。

つまり、同じリクルートIDで2枚発行すれば、ポイント管理は1つのIDでできるわけです。

さらに、家族カードのポイントも本会員と合算できるので、家族でポイントを貯められます。

片方が壊れてもすぐにスペアを使える

ETCカードを2枚持っていれば、突然のカード故障にも対応できます。

クレジットカードやETCカードは熱や外力に弱く、劣化や破損で故障した場合は、再発行するしかありません。

いざ使おうと思ってETCカードが反応しないと大変です。よく利用する方ほど、カードの故障に備えて2枚持ちをおすすめします。

リクルートカードのETCカード2枚持ちするデメリットは？

リクルートカードのETCカードは、基本的にはメリットしかありません。

しかし、あえてデメリットを上げるなら、次の3つです。

• リクルートカードと一体型にできない
• リクルートカード解約と同時にETCカードも無効になる
• ETCマイレージに登録できるETCカードは1枚だけ

リクルートカードと一体型にできない

リクルートカードと同時に申し込んでも、ETCカードは親カードと別で発行されます。

一体型のようにスッキリ管理できないのは、いまいちな点と言えるでしょう。

しかし、盗難や紛失、故障の際に、親カードとETCカードをダブルで失うリスクは少なくなります。

リクルートカード解約と同時にETCカードも無効になる

リクルートカードを解約すると、ETCカードも使えなくなります。これは、ETCカードがクレジットカード付帯のサービスであるためです。

また、本会員がリクルートカードを解約すると、家族カードのETCカードも使えなくなります。解約の際は注意してください。

独立したETCカードが欲しい方は、ETCパーソナルカードというデポジット形式のETCカードがおすすめです。

ETCマイレージに登録できるETCカードは1枚だけ

ETCマイレージサービスは、原則としてETC車載機1台につき、登録できるETCカードは1枚です。

2枚持ちしていても、両方のカードでETCマイレージが貯まるわけではありません。よく使う方のETCカードで登録しましょう。

家族や法人で1台の車を共有している場合は、ETC車載機1台につき4枚まで登録できます。

リクルートカードのETCカードまとめ

リクルートカードのETCカードは、1.2％の高還元率です。

ポイントが貯まりやすいので、ETCをよく利用する方には特におすすめのカードになります。

さらに、国際ブランドをJCBにすれば、発行手数料も無料です。

また、次のような方にもおすすめできます。

• 万が一に備えてETCカードのスペアが欲しい方
  リクルートカードのETCカードは、親カードとセットで2枚持ちができます。
• ETCをほとんど使わない方
  リクルートカードもETCカードも、保有するランニングコストは一切かかりません。

ETC利用が多い方だけでなく、「とりあえずETCカードを1枚持っておきたい」という方も、ぜひ検討してみてください。