2020年12月14日

【無料?】楽天ETCカードの年会費や届くまでの流れについて解説

ETCカードはさまざまな会社から発行されていますが、特に還元率が高く、お得なのが楽天ETCカードです。

「今楽天カードを使っているんだけど、楽天ETCカードにはどんなメリットがあるの?」

「年会費が嫌だな...楽天のETCカードを無料で申し込む方法はない?」

こんな疑問をお持ちの方はいないでしょうか。今回は楽天カードのETCカードについて、下記4点を解説していきます。

  • 楽天ETCカードの基本情報
  • 年会費を無料にする方法
  • 申し込みから届くまでの流れ
  • よくある質問

楽天ETCカードについて徹底解説しますので、ぜひ最後までお読みください!

楽天ETCカードの年会費は?明細は貰えるの?

楽天ETCカードは年会費が安く、ポイント還元率が高いETCカードです。

まずは楽天ETCカードの基本的なスペックについて、下記3点を解説していきます。

  • 楽天ETCカードの年会費
  • 楽天ETCカードのポイント還元率
  • 楽天ETCカードの明細

楽天ETCカードの年会費はいくら?

楽天ETCカードの年会費は550円(税込)です。

楽天ETCカードは、楽天カードに付帯して利用するETCカードなので、楽天カードの保有が必要となります。楽天カードの国際ブランドはVISA、Mastercard、AmericanExpressがありますが、ETCカードの年会費は一律550円です。

しかし、ある条件を満たすと楽天ETCカードの年会費を無料にできます。年会費を無料にする方法は次章で解説していきます。

楽天ETCカードのポイント還元率は?

楽天ETCカードは、通行料金100円につき1ポイントが貯まります。ポイント還元率は1%です。

楽天カードは基本還元率1%の高還元カードで、楽天ETCカードも還元率1%を誇ります。

楽天カードはENEOSと提携しており、ENEOSのガソリンスタンドでポイントを貯められたり、カーケア商品がお得に買えたり、車移動が多い方にお得なカードです。

楽天ETCカードの明細はもらえる?

楽天ETCカードの利用料金は、楽天e-NAVIという楽天カード利用者専用のWebサイト上、又は別途申し込みが必要な紙面で確認できます。

楽天e-NAVIで確認する場合、メニューの「ご利用明細」から確認可能です。利用明細は印刷もできます。

紙の明細書を発行する場合も、まずは楽天e-NAVIからの申し込みが必要です。「WEB明細の登録・変更」でWEB明細の利用停止手続きを行うと、紙の明細書が届きます。

発行には毎月84円(税込)がかかりますので、注意しましょう。

なお、上記の方法は楽天カードの利用明細で、楽天ETCカードのみの明細ではありません。楽天ETCカードのみの利用明細を確認したい場合は、「ETC利用照会サービス」で走行明細の確認ができます。

ETC利用照会サービスは、道路事業者が提供しているサービスなので別途登録が必要です。

楽天ETCカードの年会費を”無料”で利用するには?

楽天ETCカードの年会費は原則550円(税込)がかかりますが、下記3つのいずれかの条件を満たせば、年会費を無料にできます

  • 楽天ポイント会員をプラチナ又はダイヤモンドまで上げる
  • 楽天ゴールドカード以上を持つ
  • 楽天ポイントで年会費を支払う

楽天ETCカードをお得に使うために、ぜひチェックしておきましょう。

楽天ポイント会員をプラチナ又はダイヤモンドまで上げる

楽天ETCカードの年会費は、楽天ポイント会員ランクをプラチナか、ダイヤモンドまで上げることで無料になります。

楽天ポイントの会員ランクをランク昇格条件とあわせてまとめました。

会員ランクランクアップ条件
レギュラーポイント対象の楽天サービス利用で、ポイント獲得
シルバー過去6ヶ月で200ポイント以上
かつ2回以上ポイント獲得
ゴールド過去6ヶ月で700ポイント以上
かつ7回以上ポイント獲得
プラチナ過去6ヶ月で2,000ポイント以上
かつ15回以上ポイント獲得
ダイヤモンド過去6ヶ月で4,000ポイント以上
かつ30回以上ポイントを獲得
かつ楽天カードを保有

プラチナとダイヤモンドと聞くと、ランクが高く感じて「無理」と感じてしまうかもしれませんが、プラチナランクは意外と簡単に到達できます。

まず、「過去6ヶ月以上で2,000ポイント以上獲得」の条件をみていきましょう。楽天市場で楽天カードを使って買い物をすると、ポイントが3倍となり、ポイント還元率は3%です。

楽天市場で楽天カードを使って7万円以上の買い物をすれば、2,000ポイント以上獲得できます。

70,000円 × 3% = 2,100ポイント

プラチナランクの昇格条件は「過去6ヶ月で2,000ポイント以上」なので、6ヶ月で70,000円分の買い物をすれば、プラチナに昇格できます。70,000円は大金ですが、家具や家電など高価なものを通販で購入する方なら、一度の決済で支払うこともあるでしょう。

楽天市場を日常的に使う人であれば、「過去6ヶ月で2,000ポイント以上」は十分に達成できる条件です。

又、「過去6ヶ月で15回以上のポイント獲得」もトイレットペーパーやシャンプーなど、消耗品を通販での購入に置き換えれば、容易に達成できます。

楽天ポイントは楽天市場の利用に限らず、楽天カードを利用するだけで貯まるので、日常的に使っていれば問題ないでしょう。

楽天ゴールドカード以上を持つ

楽天ETCカードは、付帯する楽天カードが「楽天ゴールドカード」「楽天プレミアムカード」の場合、年会費が無料になります。

楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードは楽天カードの上位カードで年会費が有料です。簡単なスペックを下記にまとめました。

楽天ゴールドカード楽天プレミアムカード
還元率1.0~5.0%1.0~5.0%
年会費2,200円11,000円
旅行傷害保険国内:✖️
海外:2,000万円(利用付帯)
国内:5,000万円
海外:5,000万円
ショッピング保険✖️300万円
付帯サービス国内28空港のラウンジ利用
海外2空港のラウンジ利用
海外1,300箇所以上の空港使い放題

楽天ゴールドカードは、年会費2,200円で持てるコスパの高いクレジットカードです。付帯サービスはさらに上位のプレミアムカードの方が優れていますが、生活費の決済程度であれば楽天ゴールドカードで十分でしょう。

ETCカードを申し込んだ場合の年会費は、楽天ゴールドカードならクレジットカードのみの年会費で2,200円、楽天カードだとETCカードの年会費で550円です。

年会費の差額は1,650円となり、利用者によっては楽天ゴールドカードの方がお得な場合もあります。

なぜなら、楽天ゴールドカードのポイント還元率は非常に高いためです。

つまり、1,650円の年会費は還元されたポイントで払える可能性が十分にあるため、実質無料で楽天ゴールドカードとETCカードを持てます。

楽天ゴールドカードについては下記の記事で解説していますので、興味がある方はぜひお読みください。

楽天ポイントで年会費を支払う

楽天ETCカードの年会費を、楽天ポイントで支払うこともできます。

ポイントとはいえ年会費を支払っていることに変わりはありませんが、自分が支払うお金の負担は減るため、無料で利用できる選択肢に入れました。

ETCカードの年会費550円分のポイントは、楽天市場で楽天カードを使って20,000円分買い物をすれば獲得できます。

20,000円 × 3% = 600ポイント

楽天市場を使わない方でも、楽天カードの基本還元率が1%なので55,000円分の決済を楽天カードで行えば、550ポイント貯まります。

楽天ETCカードの年会費550円分のポイントを貯めるのは難しくありませんよ!

楽天ETCカード申し込みから届くまでの流れは?キャンペーンはある?

続いて、楽天ETCカードの申し込みについて下記2点を解説していきます。

  • 楽天ETCカードの申し込み方法
  • 楽天ETCカードが届くまでの時間

楽天カードを発行してから申し込む【同時申し込み可】

楽天ETCカードを申し込む場合、楽天カードの保有が必須条件です。楽天カードをまだ持っていない方は、発行しなければいけません。

楽天カードの新規発行と楽天ETCカードの申し込みは同時にできます。楽天カードのホームページから楽天カードを申し込みましょう。

楽天カード発行に必要な情報の入力を進めていくと、「楽天ETCカードを申し込む・申し込まない」という選択肢が表示されるので、「申し込む」にチェックを入れてください。楽天カードの申し込みが完了すれば、楽天ETCカードの申し込みも同時に行われています。

ちなみに楽天カードは頻繁に入会キャンペーンをやっていますが、ETCカードについてのキャンペーンは特にありません。楽天カードを新規発行する方は、楽天カードのキャンペーン情報もチェックしておくとお得にカードを作れますよ。

なお、すでに楽天カードを持っている場合は会員サイト「楽天e-NAVI」から楽天ETCカードを申し込めます。「各種お申し込み」のページの中に「ETCカードの申し込み」という項目が出てくるので、選択しましょう。

登録されている会員情報を確認すれば、すぐに申し込みが完了します。

楽天ETCカードが手元に届くまでの時間

楽天カードと楽天ETCカードを同時に申し込んだ場合でも、楽天カードの発行後に楽天ETCカードが別に届きます。届く時期は、楽天カードを受け取った後、通常2週間程度です。

楽天カードは審査が終了して発行後約1週間で届くので、申し込みから楽天ETCカードが届くまでは3週間〜1ヶ月程度かかります。

楽天ETCカードのみ追加で申し込んだ場合は、申し込みが完了してから届くまでは2週間程度です。

「楽天カードの審査が早い」という口コミは多数ありましたが、楽天ETCカードの届くまでの時間についての口コミはあまりありませんでした。

「2週間より早く届くだろう」とは思わずに、余裕を持って申し込みましょう。

楽天ETCカードに関するよくある質問

最後に楽天ETCカードについてのよくある質問をまとめていきます。

  • 高速道路を利用した際の還元率は?
  • 有効期限は同時申し込みした楽天カードと同じ?
  • 楽天ETCカードは2枚持つことは可能?

知っておくと便利な情報ですので、ぜひ参考にしてくださいね。

Q1.高速道路を利用した際の還元率は?

楽天ETCカードを使って払った通行料金は、100円ごとに1ポイントの楽天ポイントがつきます。

還元率1%の楽天ポイントだけでもお得ですが、さらにポイントや特典をゲットしたい方は「ETCマイレージサービス」に申し込みましょう。

ETCマイレージサービスは高速道路の運営会社が運用しているサービスで、次の特典を受けられます。

  • ETCカードを使った高速道路料金の支払いでポイント付与
  • ポイントに応じた高速道路料金の割引
  • 平日朝夕の割引

ポイント付与は高速道路によって異なりますが、例えば、NEXCO東/中/西日本道路公社なら10円ごとに1ポイントです。1,000ポイントを500円、5,000ポイントなら5,000円として使えるので、5万円分の通行料金を払うと5,000円のポイントを獲得できます。

最高還元率は10%になり、高速道路を頻繁に利用する方にはとてもお得なポイント制度です。楽天ETCカードが届いたら、ぜひ登録しましょう。

Q2.有効期限は同時申し込みした楽天カードと同じ?

楽天ETCカードの支払いは紐づけられた楽天カードになっているので、有効期限が同じです。したがって、有効期限が近い楽天カードでETCカードを申し込んだ場合、短い有効期限のETCカードが届く場合があります。

楽天カードの有効期限が更新される時期に新しいETCカードも再度届くので、利用に差し障りはないでしょう。更新にあたっての手続きは不要です。

Q3.楽天ETCカードは2枚持つことは可能?

楽天が発行しているクレジットカード1枚に対して付帯できる楽天ETCカードは1枚のみです。楽天ETCカードが2枚欲しい場合は、2枚目の楽天カードを作る必要があります。

ただし、楽天カードで2枚目を作れるのは、1枚目のブランドがVISAで楽天カードの種類が一般カードの場合です。1枚目が楽天ゴールドカードの場合やMasetercardを選んだときは作れませんので、注意しましょう。

ETCカードを複数持ちたい方には、楽天ビジネスカードをおすすめします。楽天ビジネスカードは年会費2,200円で、楽天プレミアムカードとセットで使う子カードです。

法人向けのカードで、楽天ETCカードを1枚目は年会費無料、2枚目からは年会費550円で何枚でも作れます。

レストランの優待やお土産の割引などのサービスを受けられるVisaビジネスオファーも利用可能なので、会食の多い方におすすめです。

楽天ETCカードまとめ

楽天ETCカードは年会費550円で利用できるETCカードです。

年会費を無料にする方法には、下記3つの方法があります。

  • 楽天ポイント会員をプラチナ又はダイヤモンドまで上げる
  • 楽天ゴールドカード以上を持つ
  • 楽天ポイントで年会費を支払う

楽天サービスをよく使う人は楽天ゴールドカードやプレミアムカード、ETCカードを複数枚持ちたい人は楽天ビジネスカードを検討するのがおすすめです。

楽天ETCカードは還元率1%と高還元なカードなので、ポイントだけで年会費分をまかなうのは難しくありません。

お得なETCカードを作りたい方は、楽天ETCカードがおすすめです。